【旅のテント】『モンベル 新型ムーンライト2型』購入と野営訓練で気付いたこと。ロマンは時に合理性を凌駕する。

テント

お疲れ様です、ファササビです。

キャンプ旅をする上で最も重要と言える旅のテントを紹介します。

頭禿げるんじゃないかってくらい死ぬほど考えて考えて迷って、辿り着いた答えです。オタクだからと決してゆるキャン△のリンちゃんの真似をしたわけで・・・ない!!!

雑記用ブログhttps://www.fasasabi.com/で人気だったこの記事https://www.fasasabi.com/entry/2020/07/07/190000を、今後こちらのブログで情報を追加しながら更新していきます。一度見て頂いた方も是非もう一度目を通されて下さい。

結論から語る!

買ってよかった!!高い金出して良かったー!!!ソロキャンパーには自信もってお勧めできるってばよ!!モンベルさん永遠に出してくれー!!!

予約してギリギリゲット

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旧型はゆるキャン△の影響もあり、数年間品薄が続いており新品購入はほぼ不可能な状態でした。

しかし新型が出るとの話を聞き、「今度は大丈夫だろう」とたまに受付状況をチェックしていたところ、まさかの『受付不可』の二文字!!

「なぜ決断できなかった・・・」と、決断力のない自分を後悔。

しかし諦められない為、ダメもとでモンベル小倉店に電話したところ、店舗受付は行っているとのこと!!

よっしゃ予約!!さすがにここで引いたら漢じゃあねえ!!

てことで数日後、店舗にて受け取った次第です。

クレジットカードってのを出したらタダで貰えちまったんだ!!

※2021年7月7日時点においても、品薄→復活を繰り返しているようです。本当に欲しい方はシーズン前に購入しておいた方が良いかも。

これらのテントと死ぬほど迷った

株式会社アライテント■商品ラインナップ > テント > トレックライズ・シリーズ

出入り口が一つであり、ベンチレーションに不安があったため落選。

携行性と耐久性、アライテントの持つ信頼性は魅力的だった。

リヤカー旅の吉田さんも使っていたモデルであるため、自分も同じものを使ってみたいという気持ちもあった。

【モンベル】クロノスドーム2
ポールを直角に交差させるという独自のバーティカル・クロス・システム(特許取得済)を搭載し広い居住空間を実現した3シーズン対応のテントです。ショックコードでポールとソケットが一体となっているので素早い設営・撤収が可能。抜群の通気性も備えるので、ツーリングやトレッキング、バックパッキングなどにも幅広く使えます。本体用、ポー...

ムーンライトかクロノスかで最後まで迷った。

出入り口が一つであること、ナチュラルカラーがラインナップにないのがマイナスだった。

旅のテントに求める条件

①設営、撤収が容易

これは純粋に疲れた状態であーだこーだ手間掛けたくないのと、緊急時にソッコーでその場を離れるためです。2021年春に行った日本半周アナログ旅では「早急に撤収しなければならない事態」というのが実際に起こりました。

旅先での緊急時と言うのはあまり考えたくないですが、想定できるのは気候の急変や無数に考えられる人的な何か、となるでしょう。

②軽量性

これは①にも関連しますが、携行する上では軽い方が助かるという意味で。

バイクに積むので私がひーこら運ぶ場面はそうないんでしょうが、少しでも軽い方が総重量が結果的に変わってきて、オフロード走行時も車体がブレずに快適に走れます。

普通のソロキャンプの場合も考えましょう。

最近はソロキャンプ用のサイトなども増えてきていて、そういったサイトはファミリーキャンプのサイトからは離れたとこにあり、場合によっては駐車場から結構歩いて行ったりもしますよね。そういった場合も軽量性は非常に助かります。

軽いに越したことは無いというのは、ほぼ全ての道具に言えることですね。

しかしテントが軽いということは、テントの生地が軽いということでもあります。軽さと耐久性は天秤に掛けるものでもあります。このバランスはテントを選ぶ際非常に重要なポイントになります。

③長期の旅にも耐えうる耐久性

旅において、テントは家です。ちょっとやそっとで破れたり壊れたりしたら凄く困ります。環境次第では雨漏り一つで低体温症や、最悪死に繋がってもおかしくありません。

そのため、骨組みとなるポールはもちろんのこと、生地自体も耐久年数が長く、多少の風雨では破れないテント生地が好ましいです。その生地をしっかりと縫い留める縫製も忘れてはいけません。適当なメーカーほど、縫製を蔑ろにし、ちゃんとしたメーカーであるほど、この縫製をバッチリしっかりしたものにしています。

②で述べたように、軽さと天秤に掛けることになるので、バランスが大事ですね。どんな環境で、どれほどの期間使用し、どこまであれば自分が納得できるか(実際の数値上のスペックに関わらず)というのがポイントです。

④ある程度の居住性

野営時はテントにて次の日のために体力の回復を図ります。足を伸ばして普通に寝れることが最低条件です。今までのテントはそれができずに非常につらい思いをしてきました・・・。

収納性や軽量性を優先して居住性を二の次にしたテントを選ぶと、体格によってはこれが難しくなります。身長178㎝の私が足を伸ばして寝るためには、縦205㎝以上のテントが必要です。テントが三角の構造であるためです。

また、寝るスペース以外に余裕があれば大事な荷物をテント内に入れて防犯できたり、前室のあるテントであれば雨天時もそこでガソリンストーブを使用して調理ができるかもしれません。

なにより、テントは自分で用意できる唯一のプライベート空間です。実際にそれほど広さは必要でなくとも、広さに余裕があるというだけで心が安らぐものです。これはとても大切なことだと思います。

⑤収納性

バイクやチャリ旅では限られた積載量をどう使うかが非常に重要となる。

軽量さより大事かも。

毎回言ってますが、限られた積載量となるためコンパクトに収納できる道具が最も好ましいです。道具の中でもテントは大きなものなので、それがより小さく収納できれば最高です。生まれた余裕の分、他の道具のための積載スペースが生まれ、旅に余裕が生まれます。

ちなみにテントの質はこの収納性に最も出たりします。設営時は同じ寸法でも、安いテントは収納時はでかく、高級テントは驚くほど小さく収納できます。

⑥豊富なベンチレーション機能

こんくらい前後の出入り口が大きく、メッシュ窓もあれば文句なし。

豊富という表現は正しいのだろうか・・・。つまり酷暑地帯でも限界まで風を通せるようにメッシュ生地の面積が広く、各所に配置されている方が望ましいということです。この辺は夏用冬用で全く変わってきます。

確実に暑いとこしか走らないのならフルメッシュテントが最適解でしょうが、夏でも夜中は極寒など海外ではあるみたいなので、そこまではできないですね。二つの出入り口と、天上の一部がメッシュになってれば文句はないかなってところです。

以上でしょうか。挙げてみたらかなり要求してるな・・・。

優先順位としては

③耐久性>⑥ベンチレーション>⑤収納性>④居住性>②軽量性>①設営撤収性

ムーンライトの決め手となったところ

①圧倒的な通気性

湿気の多い日本の低地での利用を前提として作られているため、ベンチレーションが他のテントに比べ明らかに気合が入っています。

出入り口が前後在り、それぞれが大きな開口部を設けられているため風が通り抜けやすくなっています。

また、天井の両端にもメッシュの通気窓が設けられ、風が吹かずとも天井から内部の通気性を確保できます。フライシート側で通気量の調整もできます。

②圧倒的な居住性

これはマジで笑いました。広すぎやろって。178㎝あると縦2mのテントでは斜めに寝ないと足がテントの壁に当たることがありますが、こいつは余裕でした。最高。

携行性はクロノスとほぼ変わらないのに、明らかに快適。それならばわずかに携行性が落ちてもこの快適性を手に入れる価値は十分にあるのでは?と考えました。

③ムーンライトという歴史あるブランド

とどめはこの点での魅力だったと覚えています。

なんやかんや考えると、ぶっちゃけクロノスが最適解だと思うんですよ。

でも、そんなこと関係ないってくらい店舗で仮設した時のムーンライトの佇まいが魅力的だったんですよね。

最終的には理屈とか抜きで「こいつと一緒に旅をしたい」と強く思いました。

④信頼できるバイク仲間が愛用している

キャンプ旅の経験も豊富なバイク仲間の友人Kが旧型ムーンライトの3型(俗に言うしまりんモデル)長く使っており、以前キャンプした時も「こいつは良いっすよ」と太鼓判押してたのもあって、新型ムーンライトも信頼できると判断しました。

早速使ってみた

福岡県内のキャンプ場を漁ったところ、みやま市のお牧山キャンプ場に興味をそそられたので、お役所へ書類をFAXしてソッコー手続き。

自宅から100㎞くらいのんびり走って15時頃到着。

吊り下げ式テントは初めてなので、手探りでゆっくり立ててみた。

収納サイズは非常にコンパクト。

ポールの収納が別になっているので「管理する装備が無駄に増えるな」と思っていたけど問題なし。寧ろ一個で大きくならず済み、様々なパターンのパッキングに対応できる。

負荷を掛けて曲げるわけにはいかないポールは、ロープなどで上から縛ることもないサドルバッグにジャスト収めて、柔らかい本体はドラムバッグに詰めてと、非常にパッキングが容易になった。

折り目に従えば毎回綺麗に畳めるようだ。

専用グランドシートを広げた。

収納サイズは今まで使ってたロゴスの2m×2mの奴の1/4くらいで文句なし。それに非常に軽い。

質感としては意外にもちゃちな印象(笑)。まあこれで十分なんだろうな。旅の中でハトメが壊れても自分で修理できる作り。

先にインナーを広げておくかは好みで。

グランドシートの四隅にハトメにポールを差し込んでいく。

 これだけであとはどうすれば立てられるかが見た目だけでわかるくらい、シンプルな構造であることがわかる。あとで確認したら、この時点で本体も一緒にポール差し込んどくらしい。そりゃそうだよな(笑)。アホや。

四隅は最初にペグダウンしてます。

フックカチャカチャ引っ掛けるだけ。

本体吊り下げてフライ被せて終了。

4隅の処理だけちょっと迷って説明書とにらめっこしたかな。

他は特に問題なし。

大人しく初めから説明書見て立てましょう。変に力入れて壊したら悲惨ですからね。

この構造が、雨天設営時に真価を発揮します。それはまた別の記事で詳しく。

テントの四隅のハトメ。ようできとる。パチッとハマります。壊れても現地で修理できるかな、これくらいなら。

本体のゴムループもペグに引っ掛けとこう。

引っ張っても届かない時はどこかの角が引っ張りすぎているかも。無理に力入れないように。

もういっちょのループはフライのフックを引っかけるための物。これが最初わからなくて処理に迷った。ほんとようできとるわ。

片手でスルーっと快適に滑るファスナーです。もちろんYKK。

旧型はこの開口部が三角になってて、ファスナーを拝み合わせる形で締めてたため小さな隙間ができて虫の侵入があるとKが嘆いていたが、新型は解決されている様子。普通のテントと何も変わらなかった。

こんだけ隙間があるとフライに雨が染みてもインナーまでは届かないかな。

開口部はこんな上まである。

そしてフライと本体のこの隙間よ。これまでのテントの数倍はあり、謳い文句通り非常に風通しが良い印象。ムーンライトが大きく見えるのはこの隙間が理由かな。

この通気性の良さから、結露もしにくそうだと感じた。

収納時も邪魔になることはないのでご安心を。

フライのベンチレーション。これは特に変わったとこなし。前後一か所ずつ大きく設けられている。ベルクロの貼り付け位置を変えることで、通気性を調整できるようになっている。

今んとここれで継続中。

自在金具とロープ。

今までのテントの物より自在は小さく、ロープは細くなって収納サイズに貢献している印象。小さく細いからと言って頼りない印象はない。

バイクだとこれ以上でかいドラムバッグは余り使わないだろうから、ほとんどの人の要求に応えられそうだ。

前室①

バックパック25Lとドラムバッグ82Lを収納。これでジャストな感じ。就寝時は左右の前室を閉じるが、邪魔になることも無く、出入りも問題ない。

反対側より余裕あり。こっちからの出入りが快適かな。

前室②

サドルバッグ25L×2とブーツ等その他小物を収納。こっちは余裕ある感じ。

前室内で調理ができるかは試し忘れたのでまた今度(笑)。といってもテント燃やしそうで怖いので積極的にそうすることはないと思いますけどね。

結構ガレ場でも刺さってくれます。

付属のペグ。12本あって、全部使った。刺す場所多くて驚いた。

しかしこの上等さよ。付属品でこれだぜ・・・。4万もするテントともなると、こうなるんだなあ・・・。いやあ良い買い物した・・・。※この一年後、二本失くしました(泣)。目立つよう派手な色に塗装しよう。

なんならステンシルで入れても良いが・・・。

お馴染みのこのマーク!これも魅力の一つよね!

欲言えば旧型と同じようにスタッフバッグに入れてて欲しかったですモンベルさん!(笑)

これまでのドームテントと比べると存在感もでかい。

背骨が長いのでこんな使い方もできる。とりあえずの置き場所や、シュラフにたっぷり空気吸わせるための物干し場所として助かる。ドームテントではここまではできないからね。

ムーンライトのこと、ちょっとずつ呟いていきます。
まずはバッサバッサする動画。
ドームテントよりはやはりしにくいけど、全然可能っす。
もちろんポールなどに負担掛けないよう優しくね!
起きたら何故かテント内にうまい棒の欠片が散乱してたけど、何とかなりました。 pic.twitter.com/7mphji4HoG — ファササビ@世界一周バイク旅準備中 (@fasasabi_LWR) 2020年6月23日

初使用の感想

広くて最高

酔っ払ってそのまま寝転がっても受け入れてくれる快適さだった。

今までは中の荷物もあるべき場所に設置しないと横になれなかったけど、初めて適当にして寝られた。マジで最高。

高級感最高

他にキャンパーが10組は居るという初めての体験だったけど、マウント取り放題やで!!「いくらだ?貴様のテントは・・・!?」※ヒルバーグ(超高級テント)がいたら逃げましょう(笑)。

雰囲気最高

やはりこの昔ながらの形は旅している感が一層強まる。自分の趣味嗜好にストライクであることを再度実感した。見た目ってのは、自分の魂の道具にする上でとても大切だからね。

機能性も最高

各所の機構に気遣いを感じられるし、携行性も120点。マジでパッキングがここまで楽になるとは。世界各地の気候で通用する手ごたえを感じている。

その他野営で気付いたこと

割と涼し気な野営での水消費量。
頭洗うのとトイレ後の手洗い以外は全て持参した計3Lの水から使用した。
残り700mlくらい?何だかんだ使うなあ…。
ビール飲んでるが、これは水分補給にカウントされるのかね?(笑)。
毎回4Lあれば安心だと感じた。
暑いとこだと6Lあって良いかも。 pic.twitter.com/AnbdLW1vkY— ファササビ@世界一周バイク旅準備中 (@fasasabi_LWR) 2020年6月22日

 スレッドになっているので良かったら参考に。

個人的に一番の発見は、色んなとこで我々は水を気軽に使っているんだなということ。

『Water is GOLD』

これを忘れないようにしないとね。

まとめ:ロマンは時に合理性を凌駕する

なんやかんや書きましたが、今回学んだことは「ロマンは時に合理性を凌駕する」ということでした。簡単に言えば『一目ぼれ』なんですかね。

これから使っていくうちに不満点が出てきても、「ムーンライトを使って旅ができている」ということに何よりも幸せを感じていると小さなことは飲み込めると思います。

テントに求める条件をほぼ満たしてくれる良いものを手に入れられました。確実に私の旅を支えてくれると思います。

モンベルに感謝!!

2021.2.12追記


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フライ設営後にインナー設営できました!

これで雨の中でもとりあえずフライ立てて屋根作ってからインナーを雨に濡らさずに立てることができます!やったぜ!

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